クラウドファンディングの手数料 比較・一覧|Makuake・CAMPFIRE・READYFORと主要10社(2026年9月確認)

電卓 — 主要プラットフォームの手数料を中立で比較
写真: Unsplash / CC0

起案者が払う手数料は、Makuake 20%(税抜・決済手数料込み)、CAMPFIRE 17%(利用12%+決済5%・税別)、READYFOR 14%(運営9%+決済5%・税別)。さらに3社とも、支援者が1回の支援ごとに払う手数料がある。(2026年9月18日時点・各社公式ページで確認)

クラウドファンディングは、集まった支援額の全額が実行者に届くわけではありません。プラットフォームが手数料を受け取るからです。購入型の手数料はおおむね10〜20%(税別表記)。購入型で安いのはMOTION GALLERY(10%=手数料5%+決済5%・税別)で、kibidangoは2025年7月1日以降に開始のプロジェクトから15%(税別)、社会・寄付系には起案者の掲載手数料が0円のFor Goodもあります。

KAKEHASHI(架け橋)はクラファンを掲載せず、手数料も一切受け取りません。送客アフィリンクもありません。だからこの記事は、特定のプラットフォームを持ち上げも貶めもせず、支援者・起案者の双方が“お金の流れ”を読むための中立の早見表です。料率は改定されるため、下表の確認日は各行に記載しています。最終確認は必ず各社公式の料金ページで。金額を入れて手取りを試算したいときは手取りを計算する(手数料計算機)へ。

Makuake・CAMPFIRE・READYFOR 条件比較表(2026年9月18日 各社公式で確認)

項目MakuakeCAMPFIREREADYFOR
起案者の手数料(公式表記)20%(税抜・決済手数料込み)利用12%+決済5%(税別)ベーシックプラン14%(運営9%+決済5%・税別)/サポート・コンサルティングプランは14%〜(追加手数料は公式へ問い合わせ)
税込の実効率(KAKEHASHI計算)22.0%18.7%15.4%(ベーシック)
1万円集まったときの起案者の手取り目安(KAKEHASHI計算)7,800円8,130円8,460円
支援者が払う手数料安心システム利用料:応援購入金額(送料・税込)の一律2.2%(税抜)※2024年8月1日以降に開始のプロジェクトシステム利用料:支援額1万円未満は228円+消費税22円/1万円以上は支援額の2.27%+消費税支援者システム利用料:1回の支援につき220円(税込)※2022年3月1日以降に募集開始のプロジェクト
1万円を支援したときの支払い目安(送料0円・消費税10%でのKAKEHASHI計算)約10,242円約10,250円10,220円
方式All or Nothing/All inAll-or-Nothing/All-inAll or Nothing(募集期間10〜59日)/All In(10〜90日)
起案者への入金終了月の月末締め・翌月25日送金募集終了月の月末締め・翌月末日振込(早期振込サービスは手数料あり・最短4営業日)募集終了日の翌々月10日(早期振込オプションは翌週第3営業日)
公式出典料金・手数料/安心システム利用料掲載時の手数料/支援者の手数料/振込時期料金プラン/手数料改定/支援者システム利用料

※確定額は各社の決済画面が正です。CAMPFIRE(All-or-Nothing方式の不成立時)とREADYFOR(不成立・中止時と支援キャンセル時)は、支援者側の手数料も返金されると公式に記載があります。Makuakeは、プロジェクト期間終了から返金制度の適用までの間に中止や応援購入のキャンセルが起きた場合、返金されるのはリターン価格のみで、安心システム利用料は返金されないと公式に記載があります(Makuake公式)。

支援者の立場でCAMPFIREとREADYFORの審査や寄付金控除まで比べたいときは、CAMPFIREとREADYFORを支援者目線で比べるへ。

主要10社の手数料 早見表

プラットフォーム主な型起案者の手数料決済手数料確認日
CAMPFIRE購入型利用12%+決済5%(各税別・合計17%)/CAMPFIRE Communityは15%(税別)別建て2026-09-18
Makuake購入型20%(税抜・決済込=税込22%)※支援者側に安心システム利用料2.2%(税抜)が別途込み2026-09-18
GREEN FUNDING購入型スタンダード20.0%(税込・決済4%込)/パートナー13.0%(税込・別途初期費用143万円〈税込〉)込み2026-09-18
READYFOR購入・寄付型ベーシック14%(運営9%+決済5%・税別)/サポート・コンサルティングは14%〜(追加手数料は個別)込み2026-09-18
MOTION GALLERY購入型10%(手数料5%+決済5%・税別)込み2026-09-18
kibidango購入型一律15%(税別。2025年7月1日以降に開始のプロジェクトから)込み2026-09-18
For Good寄付・社会0%(掲載手数料0円。支援者がシステム利用料200円+決済5%〈各税別〉を負担)支援者が負担2026-09-18
ふるさとチョイス(GCF)ふるさと納税型自治体向けの通常の手数料率10%(自治体自らの導線経由は3%=チョイス3。トラストバンク 2026年5月28日発表)。寄付者は手数料ゼロ—2026-09-18(料率)
FUNDINNO株式投資型審査料10万円+発行総額20%(2回目以降18%)/投資家は無料投資家は振込手数料のみ2026-07-09
Funds融資型投資家の手数料は無料(運営は借り手企業から)投資家は振込手数料のみ2026-07-09

※税込/税抜・決済込/別の表記は各社で異なります。詳しくは各行のプロフィールと末尾の出典を参照。プラットフォームの性格そのものは一覧(/platforms)で比較できます。

表の読み方(3つの注意)

  1. 「決済込み」か「別建て」か。 Makuake・kibidango・MOTION GALLERYは決済手数料込みの料率。CAMPFIREの購入型は利用12%と決済5%が別建てで、合算すると17%(税別)、税込の実効では18.7%です。“12%”だけを見ると安く見えるので合算で比べましょう。
  2. 税込か税抜か。 GREEN FUNDINGは税込20.0%、Makuakeは税抜20%といった具合に基準が違います。条件をそろえて比較を。
  3. プラン差・付随費用。 READYFORはベーシック14%で、サポート/コンサルティングプランは追加手数料が上乗せされます。GREEN FUNDINGのパートナープランは料率が低い代わりに初期費用がかかります。そしてMakuake・CAMPFIRE・READYFORでは、支援者側にも1回の支援ごとの手数料があります(上の比較表)。

型による違い(手数料の“意味”が変わる)

  • 購入型(CAMPFIRE/Makuake/GREEN FUNDING/MOTION GALLERY/kibidango/READYFOR):手数料は起案者が負担し、おおむね10〜20%。支援者が直接払うわけではありませんが、その分はリターンの原価や価格に織り込まれていると考えるのが自然です。
  • 株式投資型(FUNDINNO)・融資型(Funds):これは「買い物」ではなく投資です。投資家側の手数料は無料の設計が多い一方、元本割れの可能性があります。手数料の安さより先にリスクを理解してください(株式投資型クラファンのリスク)。
  • ふるさと納税型(GCF):寄付者から見れば通常のふるさと納税と同じで寄付金控除の対象。自治体が負担する手数料は、トラストバンクの発表で通常10%(自治体自らの導線経由は3%)です。なお目標未達でも返金されず事業に充当される点が通常のクラファンと逆です(GCFの仕組み)。

型の全体像はクラウドファンディングの種類と違いに、課税の扱いはリターンと確定申告にまとめています。

「手数料0%」という別解:For Good

社会貢献に特化したFor Good(運営:ボーダレス・ジャパン)は、起案者の掲載手数料0円を掲げます。代わりに支援者がシステム利用料(200円+決済5%・各税別)を負担し、集まった支援金を実行者が全額受け取れる設計です。記録更新と0%モデルの背景は10億円と手数料の話でも取り上げています。

支援者にとっての意味

  • 手数料は“見えないコスト”。同じ「応援」でも、支援額の全部が実行者に届くわけではないと知っておく。
  • Makuake・CAMPFIRE・READYFORでは、支援額とは別に支援者側のシステム利用料がかかる。決済画面の合計金額で確認を(金額の目安は上の比較表)。
  • 手数料の高低はプラットフォーム選びの一要素にすぎません。ジャンルとの相性・審査・集客力・サポートも含めて見るのが現実的(→ CAMPFIREとMakuakeの違い、プラットフォーム一覧)。
  • そしてクラファンは先行販売・挑戦への支援であって、無リスクの購入ではありません。安さより、届くかどうかの確認を優先。迷ったらキャンペーンをチェックで go / caution / stop の判定を。

用語の1行定義は用語集の「手数料」にもあります。

まとめ

  • 起案者の手数料はMakuake 20%(税抜・決済込)/CAMPFIRE 17%(税別)/READYFOR 14%(税別)。税込の実効は22.0%・18.7%・15.4%。
  • 3社とも支援者側にも1回の支援ごとの手数料がある(Makuake 2.2%・CAMPFIRE 228円または2.27%+税・READYFOR 220円)。
  • 購入型全体ではおおむね10〜20%。購入型で安いのはMOTION GALLERY(10%・税別)。決済込み/別建て・税込/税抜をそろえて比較。
  • 投資型・融資型は投資家手数料が無料でも元本リスク。GCFは未達でも返金なし。
  • 料率は改定される(確認日は表に記載)。必ず各社公式で最終確認を。

出典

あわせて読みたい

よくある質問

Makuake・CAMPFIRE・READYFORで手数料が安いのはどこ?
起案者側の公式料率は、READYFORベーシック14%(税別)、CAMPFIRE 17%(利用12%+決済5%・税別)、Makuake 20%(税抜・決済込み)の順に低い。税込の実効率は15.4%・18.7%・22.0%(KAKEHASHI計算)。ただし手取りは集客力やジャンルとの相性でも変わる(2026年9月18日 各社公式で確認)。
支援者にも手数料はかかる?
3社ともかかる。Makuakeは応援購入金額(送料・税込)の2.2%(税抜・2024年8月1日以降に開始のプロジェクト)、CAMPFIREは支援額1万円未満で228円+消費税22円/1万円以上で2.27%+消費税、READYFORは1回の支援につき220円(税込)。金額は決済画面に表示される。
1万円支援すると支払いはいくら?
送料0円・消費税10%で計算すると、Makuake約10,242円、CAMPFIRE約10,250円、READYFOR 10,220円(KAKEHASHI計算。確定額は各社の決済画面で確認)。
クラウドファンディングの手数料は誰が払うのですか?
通常は起案者(実行者)が、集まった支援金からプラットフォーム手数料を負担します。購入型ではおおむね10〜20%(税別表記)です。加えてMakuake・CAMPFIRE・READYFORでは、支援者も1回の支援ごとにシステム利用料を払います。For Goodは起案者の掲載手数料を0円とし、支援者がシステム利用料(200円+決済5%・各税別)を負担する設計です。
一番手数料が安いのはどこですか?
購入型ではMOTION GALLERYが10%(手数料5%+決済5%・税別)と低めです。kibidangoは2025年7月1日以降に開始のプロジェクトから15%(税別)です。社会・寄付系なら起案者の掲載手数料が0円のFor Goodもあります。ただし手数料の安さだけでなく、ジャンルとの相性・集客力・審査・サポートも含めて選ぶのが現実的です。料率は各社公式ページの確認日時点のもので、改定される場合があります。
表示されている手数料は税込ですか、決済手数料込みですか?
プラットフォームによって表記が異なります。Makuakeやkibidango、MOTION GALLERYは決済手数料込みの料率、CAMPFIREの購入型は利用12%と決済5%が別建てです。税込・税抜の表記も各社で違うため、必ず公式の料金ページで条件をそろえて確認してください。
KAKEHASHI 編集局
  • 独立・手数料を受け取らない
  • 主要クラファンを横断モニタリング
  • 一次情報・出典主義

KAKEHASHI(架け橋)の編集部です。私たちはクラウドファンディングを掲載せず、手数料も一切受け取りません。だからこそ独立した立場で、CAMPFIRE・Makuake・READYFOR などを横断し、『支援すべきか・どう支援するか』を出典つきでお伝えします。