クラウドファンディングの手数料 一覧・比較|主要プラットフォームを中立で(2026年6月時点)
クラウドファンディングは、集まった支援額の全額が実行者に届くわけではありません。プラットフォームが手数料を受け取るからです。結論から言えば、購入型の手数料はおおむね10〜20%。安いのはMOTION GALLERYやkibidango(10%)、Makuakeは20%、CAMPFIREの購入型は利用12%+決済5%、そして社会・寄付系には起案者0%のFor Goodもあります。
KAKEHASHI(架け橋)はクラファンを掲載せず、手数料も一切受け取りません。送客アフィリンクもありません。だからこの記事は、特定のプラットフォームを持ち上げも貶めもせず、支援者・起案者の双方が“お金の流れ”を読むための中立の早見表です。なお料率は改定されます。下表は2026年6月時点で、最終確認は必ず各社公式の料金ページで。
手数料 早見表(2026年6月時点)
| プラットフォーム | 主な型 | 起案者の手数料 | 決済手数料 |
|---|---|---|---|
| CAMPFIRE | 購入型 | 利用12%+決済5%(各税別・実質約17%)/コミュニティ型は15% | 別建て |
| Makuake | 購入型 | 20%(税抜・決済込) | 込み |
| GREEN FUNDING | 購入型 | スタンダード20.0%(税込・決済4%込)/パートナー13.0%(初期費用別) | 込み |
| READYFOR | 購入・寄付型 | シンプル12%(運営7%+決済5%)/フルサポート17%(決済込) | 込み |
| MOTION GALLERY | 購入型 | 10%(手数料5%+決済5%・税別) | 込み |
| kibidango | 購入型 | 10%(決済込)※楽天ID決済は14% | 込み |
| For Good | 寄付・社会 | 0%(支援者が200円+5%を任意負担) | 支援者が負担 |
| ふるさとチョイス(GCF) | ふるさと納税型 | 自治体向けの料率は非公開。寄付者は通常のふるさと納税と同じ | — |
| FUNDINNO | 株式投資型 | 審査料10万円+発行総額20%(2回目以降18%)/投資家は無料 | 投資家は振込手数料のみ |
| Funds | 融資型 | 投資家の手数料は無料(運営は借り手企業から) | 投資家は振込手数料のみ |
※税込/税抜・決済込/別の表記は各社で異なります。詳しくは各行のプロフィールと末尾の[出典](#)を参照。プラットフォームの性格そのものは一覧(/platforms)で比較できます。
表の読み方(3つの注意)
- 「決済込み」か「別建て」か。 Makuake・kibidango・MOTION GALLERYは決済手数料込みの料率。CAMPFIREの購入型は利用12%と決済5%が別建てで、合算すると実質約17%です。“12%”だけを見ると安く見えるので合算で比べましょう。
- 税込か税抜か。 GREEN FUNDINGは税込20.0%、Makuakeは税抜20%といった具合に基準が違います。条件をそろえて比較を。
- プラン差・付随費用。 READYFORは伴走の手厚さでシンプル12%/フルサポート17%。GREEN FUNDINGのパートナープランは料率が低い代わりに初期費用がかかります。支援者側に別途の手数料がかかる設計(GREEN FUNDINGなど)もあります。
型による違い(手数料の“意味”が変わる)
- 購入型(CAMPFIRE/Makuake/GREEN FUNDING/MOTION GALLERY/kibidango/READYFOR):手数料は起案者が負担し、おおむね10〜20%。支援者が直接払うわけではありませんが、その分はリターンの原価や価格に織り込まれていると考えるのが自然です。
- 株式投資型(FUNDINNO)・融資型(Funds):これは「買い物」ではなく投資です。投資家側の手数料は無料の設計が多い一方、元本割れの可能性があります。手数料の安さより先にリスクを理解してください(株式投資型クラファンのリスク)。
- ふるさと納税型(GCF):寄付者から見れば通常のふるさと納税と同じで寄付金控除の対象。自治体が負担するシステム利用料の料率は公開されていません。なお目標未達でも返金されず事業に充当される点が通常のクラファンと逆です(GCFの仕組み)。
型の全体像はクラウドファンディングの種類と違いに、課税の扱いはリターンと確定申告にまとめています。
「手数料0%」という別解:For Good
社会貢献に特化したFor Goodは、起案者の掲載手数料0%を掲げます。代わりに支援者が任意でシステム利用料(200円+決済5%・税別)を負担し、集まった寄付が全額、実行者へ届く設計です。記録更新と0%モデルの背景は10億円と手数料の話でも取り上げています。
支援者にとっての意味
- 手数料は“見えないコスト”。同じ「応援」でも、支援額の全部が実行者に届くわけではないと知っておく。
- 手数料の高低はプラットフォーム選びの一要素にすぎません。ジャンルとの相性・審査・集客力・サポートも含めて見るのが現実的(→ CAMPFIREとMakuakeの違い、プラットフォーム一覧)。
- そしてクラファンは先行販売・挑戦への支援であって、無リスクの購入ではありません。安さより、届くかどうかの確認を優先。迷ったらキャンペーンをチェックで go / caution / stop の判定を。
用語の1行定義は用語集の「手数料」にもあります。
よくある質問
Q. クラウドファンディングの手数料は誰が払うのですか?
A. 通常は起案者(実行者)が、集まった支援金からプラットフォーム手数料を負担します。購入型ではおおむね10〜20%です。例外がFor Goodで、起案者の手数料は0%とし、支援者が任意でシステム利用料(200円+5%)を負担する設計です。
Q. 一番手数料が安いのはどこですか?
A. 購入型ではMOTION GALLERYとkibidangoが10%(決済込)と低めです。社会・寄付系なら起案者0%のFor Goodもあります。ただし手数料の安さだけでなく、ジャンルとの相性・集客力・審査・サポートも含めて選ぶのが現実的です。料率は2026年6月時点で、改定される場合があります。
Q. 表示されている手数料は税込ですか、決済手数料込みですか?
A. プラットフォームによって表記が異なります。Makuakeやkibidango、MOTION GALLERYは決済手数料込みの料率、CAMPFIREの購入型は利用12%と決済5%が別建てです。税込・税抜の表記も各社で違うため、必ず公式の料金ページで条件をそろえて確認してください。
まとめ
- 購入型の手数料はおおむね10〜20%。安いのはMOTION GALLERY・kibidango(10%)。
- 決済込み/別建て・税込/税抜で見え方が変わる。合算・条件をそろえて比較。
- 投資型・融資型は投資家手数料が無料でも元本リスク。GCFは未達でも返金なし。
- 料率は改定される(2026年6月時点)。必ず各社公式で最終確認を。

