ついに10億円|記録更新と“手数料0%”という別の答え
結論から
2025年、日本の購入型クラウドファンディングは初めて10億円を超えました。一方で、手数料の取り方そのものを問い直す動きも広がっています。規模の頂点と、手数料0%という別解——両方を知ると、案件の“お金の流れ”が読めます。
記録:購入型が10億円を突破
- UGREEN NASync DXP(GREEN FUNDING・2025年):個人向けNASが約10.2億円・16,849人を集め、国内購入型クラファン史上初の10億円超。GREEN AWARD 2025の年間最高額です。
- 背景には「サブスク不要の自分専用クラウド」という明快な価値と、米国で先に10億円を集めた逆輸入の実績がありました。詳しくは逆輸入の見極めへ。
手数料という“見えないコスト”
クラファンは支援額の全額が実行者に届くわけではありません。一般に購入型は10〜20%程度の手数料(決済込み)がかかります。たとえばMakuakeは20%、CAMPFIREは約12%+決済。これはCAMPFIREとMakuakeの違いでも触れたとおりです。
“手数料0%”という別解:For Good
社会貢献に特化した For Good(運営:ボーダレス・ジャパン)は、プラットフォーム手数料0%を掲げます。支援者が任意で手数料(200円+5%)を負担することで、集まった寄付が全額、実行者へ届く設計です。利益より社会的インパクトを優先する立て付けで、学校や地域、NPOの挑戦と相性が良い。実例は安全な体育館づくり。
支援者にとっての意味
- どこに・いくら届くかは方式と手数料で変わる。寄付に近い案件ほど“使い道の透明性”を確認。
- 規模(10億円)はすごいが、クラファンは先行販売であって無リスクの購入ではない。保証・サポートの確認は変わらず重要。
- 型の全体像は6つの型、安心して支援するコツは安心ガイドへ。
