CAMPFIRE と READYFOR、支援者目線でどちらを選ぶ?審査・手数料・寄付控除の違い

結論:「気軽に応援購入・新商品を楽しむ」ならCAMPFIRE、「寄付金控除(税優遇)を伴う社会貢献支援」を重視するならREADYFORが向く。 どちらも国内最大級のクラウドファンディングだが、支援者から見た強みは別方向にある。既存のCAMPFIRE×Makuakeの違いとは別の組み合わせとして、支援者目線でREADYFORとの違いを整理する。
規模とジャンルの違い
- CAMPFIRE:累計支援総額1,000億円・会員510万人・プロジェクト数10万件超(2025年4月・CAMPFIRE公式)。コミュニティ・地域・音楽・エンタメなど"物語"で広がる企画に強い。
- READYFOR:2011年3月開始の国内初のクラウドファンディングサービス。累計プロジェクト数3万件超・支援件数300万件超(2025年6月30日時点・READYFOR公式)。社会貢献・医療・災害復興・NPO/自治体連携のプロジェクトを多く抱える。
支援者が払う手数料の違い
支援金額そのものとは別に、支援者側にも少額の手数料が発生する点は両社共通だが、仕組みが異なる。
| CAMPFIRE | READYFOR | |
|---|---|---|
| 支援者側の手数料 | システム利用料:1万円未満は228円+税、1万円以上は支援額の2.27%+税 | 支援者システム利用料:一律220円(税込)/回 |
| 実行者側の手数料(成立時) | 標準プランで利用手数料12%+決済手数料5%(税別)目安 | シンプルプラン12%、フルサポートプラン17%(税別、いずれも決済手数料込み) |
支援者が負担する手数料は決済画面の合計金額に表示されるので、支援ボタンを押す前に必ず確認したい。
審査の厳しさ・掲載基準
- CAMPFIRE:審査期間は最短1日〜5営業日程度。雇用関係の仲介、権利侵害、ギャンブル関連、第三者への寄付目的(個別承認を除き原則不可)などを審査対象とする。
- READYFOR:審査は「実現可能性」「資金使途の具体性」「第三者権利」「表現の適法性」を重点確認し、3〜7営業日(修正が入ると最大2週間程度)。社会性の高いプロジェクトの掲載実績が多く、伴走型のフルサポートプランでは専任キュレーターが審査前から関わる。
いずれも「審査を通った=安全」ではない点は共通(審査通過≠安全)。
寄付金控除(税優遇)を使えるのはどちら?
税優遇を伴う寄付を重視するならREADYFORに分がある。READYFORは、国・大学・地方自治体・学校法人・認定NPO法人・公益社団/財団法人・社会福祉法人など、寄付金控除の対象となりうる団体向けに「寄付金控除型プロジェクト」の掲載枠を用意している。対象団体が実施するプロジェクトであれば、支援者は確定申告等で寄付金控除を受けられる可能性がある(対象団体・要件は都度要確認)。CAMPFIREは応援購入型(購入型)が中心で、寄付を目的としたプロジェクトの掲載は限定的(個別承認や専用プランに限られる)。控除を受けたい場合は、プロジェクトページに寄付金領収書の発行が明記されているかを必ず確認する——通常の応援購入や、プラットフォームのシステム利用料の領収書だけでは控除の対象にならない。
未達成時の支援者保護
両社とも、プロジェクトがAll-or-Nothing方式で目標未達の場合は支援額(システム利用料込み)が全額返金される。一方All-in方式は、未達成でも集まった額がそのまま実行者に渡り、返金はない。方式は各プロジェクトページに明記されているので、支援前に必ず確認する。
どちらが自分に向く?
- 新商品・ガジェットをいち早く手に入れたい、地域や個人の挑戦を気軽に応援したい → CAMPFIRE
- 社会貢献・NPO支援を、税優遇も含めて本気で行いたい、丁寧な伴走審査を経たプロジェクトを選びたい → READYFOR
型の全体像は種類・違い、支援前の共通チェックはCheckへ。
出典
- CAMPFIRE 累計1,000億円・会員510万人突破(CAMPFIRE公式・2025年4月)
- CAMPFIRE掲載時の手数料(CAMPFIREヘルプ)
- システム利用料(支援者様ご負担の手数料)について(CAMPFIREヘルプ)
- CAMPFIREにおけるプロジェクトの審査基準(CAMPFIREヘルプ)
- 「Readyfor」が業界最安水準手数料12%の「シンプルプラン」を新設(READYFOR公式)
- プラン名および手数料改定のお知らせ(READYFOR公式・2024年2月)
- NPOなど公益性の高い寄付型クラウドファンディング・資金調達(READYFOR公式)
- READYFOR クラウドファンディング データレポート2025(READYFOR公式note・2025年6月30日時点)
