All-or-Nothingとは|支援者目線での違い・未達で返金されるのはどっち
「目標金額が集まらなかったら、支援したお金は返ってくるの?」——その答えは募集方式(All-or-Nothing か All-In か)によって正反対になります。結論から言うと、未達で全額返金されるのは All-or-Nothing。All-In は未達でもプロジェクトが成立し、返金されません。 支援する前に、その案件がどちらの方式かを確認することが大切です。
クラファンの方式解説は数多くありますが、その多くは起案者向け(どちらで募集すべきか)の視点です。KAKEHASHI(架け橋)は掲載も手数料も無い中立の立場から、支援者向け(未達のとき自分のお金はどうなるか)の角度でまとめます。
2つの方式、支援者にとっての違い
| All-or-Nothing | All-In | |
|---|---|---|
| プロジェクト成立 | 目標達成時のみ | 未達でも成立 |
| 未達時の支援金 | 全額返金(手数料なし) | 返金されず、実行者が受領 |
| 支援者にとって | 達成しなければ課金されない=リスク低め | 必ずプロジェクトは実行される |
CAMPFIRE は公式に、All-or-Nothing は「目標金額を達成した場合のみプロジェクトが成立する方式。不成立の際は、ご支援いただいた金額は弊社から支援者様に全額返金されます」、All-In は「目標金額を達成せずに終了した場合でもプロジェクトが成立する方式」と説明しています(CAMPFIRE:All-or-NothingとAll-inの違い)。
「All-In=必ずもらえる」ではない
注意したいのは、All-In で未達でも成立する=実行者が支援金を受け取る、という点です。集まった金額が少なくても起案者はプロジェクトを実行し、リターンを履行する義務を負います。しかし応援購入は通常の購入ではないため、資金が想定より少なければ、All-In でも遅延やリターン内容の見直しが起きうることは心に留めておくべきです。つまり「All-In だから安心して必ず届く」とは言い切れません。
なお、これは詐欺かどうかとは別の話です。方式は返金ルールの違いであって、起案者の信頼性そのものは別に確認が必要です。見分け方は クラウドファンディング詐欺の見分け方 と クラウドファンディング 起案者 確認 方法 を参照してください。
方式は「どこで分かる」のか
Makuake や CAMPFIRE では、プロジェクトページに方式(All-or-Nothing / All-In 等)が記載されています。支援前にそのページで方式を確認するのが基本です。「目標額に達しなくても実行」と書いてあれば All-In 寄り、「目標未達の場合は不成立・返金」とあれば All-or-Nothing です。
どちらの方式であっても、応援購入は『買い物』ではなく『挑戦への支援』です。遅延や、ごくまれに不達もありうる前提で、失っても困らない金額を支援する——この心構えは方式に関係なく共通です。
支援前のチェックに
方式を確認したら、起案者・プロダクト・条件の実在性を10項目で確かめられる無料の クラウドファンディング 安全度チェック(/check) を通してください。クラファンの型そのものの違い(購入型・寄付型・投資型…)は クラウドファンディングの種類と違い に、起案者が「どちらで募集すべきか」という観点は All-or-Nothing と All-in、どちらを選ぶ? にまとめています。
まとめ
- 未達で全額返金されるのは All-or-Nothing。All-In は未達でも成立し返金されない。
- All-In でも資金不足なら遅延・内容変更はありうる——「必ず届く」ではない。
- 方式はプロジェクトページで確認できる。支援前に必ずチェック。
- 方式に関わらず応援購入≠購入——失っても困らない額で。
